センター英語h23 少し難しい英文 原型不定詞


平成23年の問題から、toが無い不定詞( = 原型不定詞)

例文

Have your cat join you when you go outdoors.

構文


(Have your cat join you) when (you go outdoors).

少し詳しく

({V: Have} {O: your cat} {C:join you}) when ({S:you} {V:go outdoors}).

さらに詳しく

(
  {V: Have} 
  {O: your cat} 
  {C: 
         {V:join} {O:you} 
  }

when 
(
  {S:you} 
  {V:go outdoors}
).

高速訳

あなたの猫をあなたに参加させる、あなたが屋外に行くときダヨ。

低速訳

あなたが屋外に行くとき、あなたの猫をあなたに参加させる。

屋外に出るとき、猫をつれていきましょう。

注意

toが無い不定詞( = 原型不定詞)は、試験によく出てくる構文です。

Let's go! (Let us go)は、誰もが知っている例なんですが、
中学生のときに原型不定詞として教えられないと
気が付かないまま高校生になるのです。

私はよく迷って、意味が取れませんでした。
どうして動詞が二つあるのか不思議、不定詞ならtoがつくはず
と思ってしまうからです。

つまり、簡単な単語だけで問題を作れる上に
英語の弱い受験生には、必ず間違えてもらえる問題を作りやすいので、
試験によく出てきます。

英語では、目的語と直後の不定詞で、擬似的な文の意味になることがよくあります。
「擬似的な文」とは、目的語が「仮の主語」、不定詞が「仮の動詞」になるということです。

原型不定詞の形が出てくるのは、
大本の動詞がさせるの意味を持つ使役動詞(let, have, make, help)と、
感じるの意味を持つ知覚動詞(see, hear, feel, notice)の時です。
使役動詞には、get もありますので下記に書いてあります。

toが無い不定詞( = 原型不定詞)のまとめ

「人(O:目的語)」としていますが、物でも意味が通ればOKです。


let + 人(O:目的語) + 動詞(原型不定詞)

  「人(O:目的語)」に「動詞(原型不定詞)」させてあげる、しましょう

have + 人(O:目的語) + 動詞(原型不定詞)

  「人(O:目的語)」に「動詞(原型不定詞)」させる

make + 人(O:目的語) + 動詞(原型不定詞)

  「人(O:目的語)」に強制して「動詞(原型不定詞)」させる

人(S:主語) + was made  + to + 動詞(不定詞)  (受動態ではtoが必要)

  「人(S:主語)」が強制して「動詞(不定詞)」させられた。

help  + 人(O:目的語) + (to) + 動詞((原型)不定詞) (toは有っても無くてもよい)

  「人(O:目的語)」が「動詞(不定詞)」するのを助ける

get + 人(O:目的語) + to + 動詞(不定詞) (getでは、toは必要)

  「人(O:目的語)」に頼んで「動詞(不定詞)」してもらう

see  + 人(O:目的語) + 動詞(原型不定詞)

  「人(O:目的語)」が「動詞(原型不定詞)」するのを見る

here  + 人(O:目的語) + 動詞(原型不定詞)

  「人(O:目的語)」が「動詞(原型不定詞)」するのを聞く

feel  + 人(O:目的語) + 動詞(原型不定詞)

  「人(O:目的語)」が「動詞(原型不定詞)」するのを感じる

notice  + 人(O:目的語) + 動詞(原型不定詞)

  「人(O:目的語)」が「動詞(原型不定詞)」するのを気づく

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