センター英語h22 リスニング 迷ってしまう問題
平成22年のセンター試験の英語(リスニング問題)から
なんてことはない、普通の会話ですが、他の選択肢が間違いの理由を考えましょう。
公式の正解は (1)です。
確かに、(2)と(4)は、これから旅行に行く人に掛ける言葉なので、ふさわしくありません。
でも(3)が間違いであるとする理由が私には判りません。
(1)と(2)どちらが最も相応しいかというとこれは「主観の差=視点の違い」ではないかと思います。
この会話の場合、質問回答質問回答とリズムよく話が進むとしたら、(3)の方が良いとも言えます。
主観や感性の違いでどちらでもいいような問題を作らないで欲しいと思うのですが、
みなさんはどう思われますか。
もちろん、合格のため受験生は、出題の影に潜む課題を華麗にスルーして問題を解きましょう。
国語や英語の文意を取る問題では、難しくしようとして、
「視点の違い」を認めず思想・感覚の均一化を受験者に強制する問題が
出されることがときどきあります。
出題者の問題創作の苦労はもちろん理解していますが、
「主観の差=視点の違い」を認めない語学教育とは
いったい何を目指しているのでしょうか。
それでも、センター試験の英語は良い問題がほとんどです。
会話のの後に続く返事で最も適切なものを選択せよ、という問題。
なんてことはない、普通の会話ですが、他の選択肢が間違いの理由を考えましょう。
例文
I spent last summer traveling in Mexico.
Why did you decide to go to Mexico?
Well, it's cheap there, and I love sunshine!
選択肢
(1) I guess you don't mind the heat.
(2) I hope you have a good time
(3) Was that really your last trip?
(4) You will probably spend a lot there!
高速訳
私は最後の夏を旅行して過ごした、メキシコ内をダヨ。
なぜ、あなたは決断したのですか、行くことをダヨ、メキシコにダヨ?
まあ、安価です、そこは、さらに、私は太陽の光が大好き!
選択肢
(1)私は思います、あなたが暑さを気にしないとダヨ。
(2)私は願っています、あなたが楽しい時間を過ごすことを。
(3)それは本当にあなたの最後の旅行でしたか?
(4)あなたは、おそらく多くを過ごすことになります、そこでダヨ!
低速訳
この夏にメキシコ内を旅行してきました。
なぜメキシコにしたのですか?
まあ、そこは安いから、さらに太陽の光が大好きだし!
選択肢
(1)暑さを気にしないんだね。
(2)楽しい時間になるよう願っています。
(3)それは本当に最後の旅行でしたか?
(4)おそらくそこで長い時を過ごすことになりますよ!
単語
I [代名詞]私は , spent [動詞]浪費された(過去・過去分詞) , last [形容詞]この前の、最後の , summer [名詞]夏 , traveling [動詞]旅行する(現在分詞) , in [前置詞]~(の中)に[で]、~で [副詞]中に , Mexico [地名]メキシコ ,
Well [副詞]よく、上手に , it's [短縮形]これは...です(it is, it has) , cheap [形容詞]安い , I [代名詞]私は , love [動詞]大好きだ、愛している ,sunshine [名詞]日照 ,
I [代名詞]私は , guess [動詞]~だと思う,~を推測する[名詞]当てずっぽう , don't [動詞]しない(do notの短縮形) , mind [名詞|動詞]アタマ,思考|~を嫌がる , heat [名詞]熱 ,
Was [動詞]でした(am,isの過去形) , really [副詞]本当に , your [代名詞]あなたの、あなたたちの , last [形容詞]この前の、最後の , trip [名詞]旅行 ,
注意と考察
確かに、(2)と(4)は、これから旅行に行く人に掛ける言葉なので、ふさわしくありません。
でも(3)が間違いであるとする理由が私には判りません。
(1)と(2)どちらが最も相応しいかというとこれは「主観の差=視点の違い」ではないかと思います。
この会話の場合、質問回答質問回答とリズムよく話が進むとしたら、(3)の方が良いとも言えます。
主観や感性の違いでどちらでもいいような問題を作らないで欲しいと思うのですが、
みなさんはどう思われますか。
もちろん、合格のため受験生は、出題の影に潜む課題を華麗にスルーして問題を解きましょう。
国語や英語の文意を取る問題では、難しくしようとして、
「視点の違い」を認めず思想・感覚の均一化を受験者に強制する問題が
出されることがときどきあります。
出題者の問題創作の苦労はもちろん理解していますが、
「主観の差=視点の違い」を認めない語学教育とは
いったい何を目指しているのでしょうか。
それでも、センター試験の英語は良い問題がほとんどです。
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